輸出入・貿易業務

日本国内取引との違い

日本国内取引

·商品の売り手と買い手が異なる国に居る為に、法律や商習慣、言語、文化などの違いがあります。
·取引相手の事をよく知らない為に、支払や商品に対する能力や誠実さに不安があります。
·契約から商品の受け取りや代金の決済などにそれぞれに時間差があるので、確実に実行されるかと言う不安があります。
·決済通貨が異なる為に、外国為替レートの変動に左右されやすく、為替リスクの不安があります。

日中貿易(輸出入合計、香港を含む)は、22.2兆円と米国の20.5兆円をはじめて上回り、中国は、日本にとっての最大の貿易相手国となりました。 日本の対世界貿易における中国と米国のシェアの推移を見ると、米国は1980年代後半には3割近くのシェアをしめていたのが、近年、低下傾向となり、2004年には18.6%とはじめて2割を切っています。

また、中国本土以外で中国・人民元の取引市場があるのは香港だけです。 ロンドンやシンガポールが市場創設に名乗りを上げており、ロンドンは2012年4月から外国で初めて中国・人民元建て債券の取り扱いを始めました。 日本も市場開設の準備を進めており、今回の直接取引実現で、一歩リードする形となります。 さらに、取引量が拡大すれば、市場の透明化など、国際ルールの適用をより強く中国に促せるようにもなります。